医療の仕事は女性が活躍している職種が多く存在しており、薬剤師もその一つです。
薬剤師は国家資格に合格する必要があり、薬剤に関する高度な知識を必要とするため、高収入を得ることができます。
高収入を得ることができる仕事は医療系でも多くありますが、その中でも薬剤師を取り上げた理由はフレキシブルな働き方がしやすいためです。
女性は結婚、出産といったライフイベントの際に仕事から離れてしまうことがあります。
資格職の場合、いったん離職したとしても一般職よりは職に就きやすい傾向にあり、資格職である薬剤師も勿論その傾向にあります。
さらに薬剤師の場合は再就職しやすいだけでなく、パートの雇用形態で高収入を得ることが可能という他の資格職にはない利点があります。
パートで働く場合は午前中のみ、週に三回のみというようにフルタイムでなくとも働くことが可能なため、小さい子どもがいる方には通常の職種よりも仕事復帰のハードルが下がりやすいです。
このように女性が仕事を続けやすい薬剤師ですが、資格職なため誰もが仕事に就けるわけではありません。
薬剤師になるためには、薬科大学に入って六年間勉強した後、国家資格試験に合格しなければなりません。
国家試験の合格率は七割から九割と資格職の中では比較的高めとなっています。
薬剤師になるのは大変ですが、結婚、出産しても仕事を続けていきたい女性にとって最適な仕事の一つといえるでしょう。